蔵廻り
蔵廻り | ||||
平成14年3月6日 | ||||
この度の訪問予定の蔵元様は叶シ田酒造店様・鞄部美人様の2蔵を私の友人ヤマちゃんと2人で訪問させて頂きました。 5日の夜行に飛び乗り一路青森をめざしました。 |
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6日am8:20 青森駅到着 | ||||
バックは寝台特急「はくつる」です。 ヤマちゃんの写真の腕がうかがえます。 |
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9:00青森市油川の叶シ田酒造店 に到着 | ||||
造りは山廃を残すのみでした。 早速、ご紹介をさせていただきます。 |
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どうですか?きれいでしょ?触りたいでしょ?香りを利きたいでしょ?美味しそうでしょ? 山廃の酒母です。 |
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麹室では純米大吟の取り込みに立ち会えました。もやしをそっとそっと優しく優しく振り掛けます。多分手先は数ミリしか動かしていないような感じです。ほんのちょっとの胞子がその自重で蒸米に降りていく感じです。目をこらさないとその降りていく様子は覗えません。空気も止まっているようで、呼吸するのも申し訳ない気がします。 | ||||
告白します。 そんなおごそかな出麹を食べてしまいました。 裏で専務さんが「あぜん」としているのかヤマちゃんのカメラ技術で皆様には隠せそうです。 も〜甘い甘い! |
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特純のタンクです。一つのタンクに米2トン水もほぼ同量収まっております。水は八甲田山の伏流水です。 柄杓を右手にきき猪口は当然・・・ |
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これぞ純米あらばしり 上のタンクから送られてきたばかりの一番最初の純米です。まだ2.3センチしか貯まってないぞ!軽いが充分いけると思ったが、専務さんはまだまだと辛口です。 |
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これって何だかわかります? 実は火入れ前のxxなんです。 火入れ方法はどの蔵元さんも工夫されていらっしゃるんで、ここでは述べません。 |
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pm1:30二戸到着 南部美人さんに向う | ||||
平成14年12月から八戸まで新幹線が開通との事で駅は今工事中です。 | ||||
酒母室にて 元気な醪でしょ 南部さんの泡は元気いっぱいにみえたのは、製造部長(浩介さん)のせいか? | ||||
・平成12酒造年度 全国新酒鑑評会「金賞」受賞! ・第83回南部杜氏自醸清酒鑑評会 「首席第一位」受賞! ・岩手県新酒鑑評会 県知事賞受賞 平成12醸造年度(前期造り)は素晴らしい成績をおさめられました。写真は南部杜氏の1位のトロフィーです。リボンは歴代の受賞蔵の名前が・・・すごい! このトロフィーが日本酒の最先端をひっぱって現在のラボさん曰く百花繚乱の一端をなしているのは、まぎれもない事実だと感じます。 重い想〜い 勲章です。 |
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出麹室 お伝え出来ないのが残念 それは 香りです。 ナッツ系・チョコレートのような甘い上品な香り、室に入った瞬間から「おや?」なんだこの空腹を誘うような香りは…西田さんで食べたように数粒口中へ…こりゃ〜お菓子だ!そこまで言ってもオーバーでない麹です。本醸の麹だって「すげ〜」今まで麹は利きましたが、こんな美味しそうな麹は初めてです。麹屋さんのお年を聞いて再度ビックリでした。 もし皆さんも機会があれば一度入室させて頂いたらどうでしょうか?お腹が減ってくる事請け合いです。 |
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な なんだこれは! これから斗瓶に移します。 贅沢すぎました。 |
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製造部長の浩介さんと事務所前で。 これって心霊写真じゃないよね! 同じこめかみですが、私のがおっきいでしょ 実はかなり以前にさかのぼりますが、南部さんにまつわる私の不思議体験があります。別にハッピーに過ごせていますので忘れかけてましたが、この写真を昨日みて思い出しました。 |
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