蔵廻り

蔵廻り 亀甲花菱 醸造元 清水酒造株式会社
所在地 埼玉県北埼玉郡騎西町戸室1006
平成20年2月
花菱さんには今年1月にもお邪魔しておりましたが、再度先日13日にお邪魔してお酒をオーダーしてきました。仕込みの量の少なさに改めて驚き、反面全ての仕込みに目が行き届く手造りの良さを感じました。1月に初めてお会いした佐々木杜氏さんは、実に楽しそうに仕事をしており、まるでスッキップを踏むように、はずむように生き生きと動き回っておりました。
もしかして、楽しそうに見えるのは、「お酒造りが大好きなんです」と自負されている事の他に、少人数での酒造り故、全ての酒造りの工程を(麹は社長ご夫妻も)こなし、手に取るようにその状態が判っているという自信の現れでもあるのかもしれません。
これが花菱さんの旨さの秘密かな〜?
さてお酒はというと、昨年より一週間から10日ほど醪日数が長いとの事もあり上槽されたお酒はまだありませんでした。ちょっと残念!それぞれのタンクは仕込み日が異なるので状態は様々ですが、上槽間際のタンクは大変良い香を放っております。
清水社長(左) と佐々木杜氏(右)
麹室
麹は糖化して和菓子状態です。
大吟の醪
純吟山田の醪
純吟美山錦の醪
純米美山錦の醪
いずれも小仕込み 量の少なさに驚きました。
上槽後無濾過原酒で送って頂く事にしました。数値からすると、純米の美山錦からになるかと思います。
こうしているうちに、この日は次の蔵見学のご夫婦?が1組いらっしゃいました。(なんとなく酒屋さんのような気が…)清水社長も大忙しですね!
平成19年8月

 昨年平成18年の夏初めて清水酒造様にお邪魔いたしました。商談の為の訪問ではなく、うわさのお酒を飲んでみたかったので失礼ながら配達の帰りにお電話してお邪魔した次第でした。その秋も1本求めにお邪魔したのですが、前回もその時も貴重なお時間を充分さいて頂きお酒に情熱をかけるお話の一端を聞かせて頂きました。製造量が極めて少ない為その2回の訪問時ではほぼ商品が無くお薦めのレギラー酒をそれぞれ頂きました。どちらも旨いお酒でさらに興味が増し、こうなってはどうしても純米吟醸以上のお酒も試してみたく、お酒が出来る春先まで我慢し春に開催された関東信越きき酒会にて亀甲花菱の実力を再認識致しました。
極めて少量生産の清水酒造様、そしてこれほどの酒質をご提供してくださる清水酒造様、皆様に是非お召し上がりになって頂きたく、商談の申し込みをし、先月7月お邪魔してまいりました。

この度蔵元様より吉報をいただき皆様にご案内出来るようになりました。(2007年8月22日)
皆様におかれましては是非お引き立ての程お願い申し上げます。

 当店から清水酒造様までは車で1時間程、埼玉県北部に位置します騎西町という町にございます。200余年の歴史をもつ蔵元様は現清水社長で5代目だそうで清水酒造初代の蔵元様は以前の蔵元様を引き継いだそうです。現在は南部杜氏を迎えご家族全員で丁寧に手造りのお酒を造っていらっしゃいます。
国道122号線を北上し広がる田園風景の先にうっそうとした雑木林があります。その木々に覆われるように清水酒造様はございます。 
雑木林の中心に延びる路を入っていくとそこが亀甲花菱醸造元清水酒造さんです。
白いカラスの棲む蔵

亀甲花菱さんです。
今年の猛暑のせいでしょうか?この清水酒造さんにお邪魔すると何か異次元の世界に足を踏み入れたような気がします。となりのトトロのサツキとメイが自然の中で不思議な体験をしたのと似ているような、そんな気です。
この蔵の中で絶品のお酒が生まれます。

帰りにはその絶品のお酒を猫バスこと(笑)なかた屋の車に載せ意気揚々とお店に凱旋いたしました。
 蔵元とお会いする事ここまで5回、すべてにおいて貴重なお時間を充分さいて頂き、ご対応して頂きました。そして毎回社長さんのお傍には素敵な奥様と可愛らしい(失礼!)お母様がいらっしゃり、お仕事の合い間を縫って興味そそるお話や勉強になるお話を聞かせて頂きました。すっかり清水ファミリーの魔法にかかりファンになってしまいました。シーズンオフにしかまだお邪魔しておりませんが、今度は造りの時期にも是非お邪魔させて頂き、さらに勉強させて頂きたいと思っております。

*全国新酒鑑評会ではここ10年余りで連続入賞と6回の金賞受賞をお受けになっております。
 
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